書道

初心者でもできる!書道が上手くなる練習のコツ6選

着物姿で筆を持っている写真

書道を始めたばかりの方や中々思うように上達しないと感じている方に、普段の練習でのちょっとしたコツをお伝えします。

大人になって本格的に書道教室に通い出して約3年経った私がいつもしていることです。

書道はすぐには上達しないけど、日々の練習でのちょっとした心がけで上達スピードがグーンと上がります!

初心者の方は是非参考にしてみて下さい。

 

書道がうまくなるコツ

書道の手本をよく見る

まずはお手本をしっかりと見ること。

ここでは字の形や止め、ハネ、ハライなど自分がここを気をつけようと思うところをしっかりと確認しながら見ます。

全体像を掴みつつ、細部までしっかりと見るようにします。

書道の練習で目習いというものがあります

まずはしっかりとお手本を見て、お手本からいろんな情報を読み取ります。

これは、お手本だけに限った事ではなく、私はいつもインスタなんかでも自分の好きな書を書かれている書道家の方の字を見るようにしています。

これだけでも、沢山のことが吸収できるのです。

見る力というのは初心者でも簡単につけることができるので、普段から書道に親しむ環境を作ったり、練習の時はお手本をしっかり見るということを意識してみて下さい。

書道の手本を指でなぞる

指でなぞり、書き順や書いているときのリズムなどをイメージしながら数回なぞります。

この時私は、次に紹介しているイメトレを同時に行うことが多いです。

指の動きは筆のように滑らかであったり、力強くしたり、完全に自己陶酔し、「私は凄いですよ」的なオーラを出しています。笑

書いたらへなちょこなんですが…。

そんなことは気にしません。

初心者でもできるイメージトレーニング

これ、あまり実践している方はいないのではないでしょうか?

お手本を指でなぞる時に一緒にしてもいいですし、恥ずかしい人は脳内でしてもいいです。

ここで大事なことは、上手く書けているところを想像すること、良いイメージだけを脳に覚えさせること

イメージトレーニングって何をするにもとっても大事で、私は昔から大事な場面ではイメトレをするようにしています。

例えば、就活の面接やプレゼン発表など。

場数が踏めないと緊張してしまうような時はしっかりイメトレをして、上手くいくイメージを頭の中で繰り返します。

脳って不思議なもので、たったこれだけで、成功確率がグンっとあがるのですよね!

 

医龍っていうドラマ、知っている方はいますか??

私は医療系の仕事に付いているので、医療ドラマは大好きなんです。

医龍に出てくる神業を持つドクターも、イメトレをしているシーンがありますが、イメトレで脳に成功体験を覚えさせることってそれだけ大事なんですよね!

ちょっと話が逸れましたが、書道においても同じだと思うのです。

良いイメージを持って書いたものと、失敗したらどうしようと悪いイメージを持って書いたものはやっぱり全然違うのですよね。

イメトレの力は侮れませんよ。

イメトレ→数枚書く

十分にイメトレが出来たら書いてみます。

イメトレでは上手くいっているイメージが持てても、実際書くとガクーンとなることもあると思います。

実際、私が練習する時もすぐにかっこよく書けるなんてことはありません。

ですが、イメトレ→実際に書くという流れは重要だと思います。

全体像を掴みつつお手本の雰囲気を出せるように練習します。

書道の手本を筆でなぞり書き

数枚書いたら是非試して欲しいのが、お手本をなぞること。

お手本を見ながら自分で書いていると、出来るだけ似せて書こうとしているはずなのに、全然違うようになってしまうこと、あります。

そんな時はお手本をなぞるといいです。

形を捉えやすくなり、身体で覚えるのに役立ちます

お手本をなぞることは書道教室によってはとんでもないこと。

というようなところもあるかもしれません。

ですが、なぞるのは上達の近道です!

最初から上手く書ける人なんていません。

何度も何度もなぞることにより身体に覚えさせると、書きやすくなります。

「書道や美文字は理論が分かればすぐに上達しますよ。」なんて言う教室もあるかもしれませんが、私はこの意見には反対です。

書道で表現することは、理論だけでは無理があると思っています。

線の質やリズム、呼吸、勢いなんかも体で覚えないことには体得できないのではないでしょうか。

ですので何度もなぞり書きをすること、是非取り入れてみて欲しいです。

書ききる

あとはとにかく書くことです。

納得するまで書くのは難しいかもしれないけど、今の自分の力を最大限に出して書ききることが大事です。

そして続けること。

3年くらい経てばそれなりに書けるようになってきます。

私でもそれなりに書けるようになったのです!

きっと誰でも頑張ればできます。

まとめ

いかがでしたか?

初心者が書道を上達させるには、これらを実践するといいですよ。

よっぽど器用な人でなければ、何事もすぐにはできるようになりません。

地道な努力が必要です。

書道は一生できますし、「始めてみようかな」「自分にできるかな」と少し不安で躊躇している方にも参考になれば嬉しいです。

また、始めてはみたもののなかなか上達が感じられない人にもきっと役立ちます。

頑張って下さいね!

それでは今回はこのへんで。