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お札になる渋沢栄一は何した人?大河ドラマ『青天を衝け』の主人公

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2021年(令和3年)2月14日から放送されている大河ドラマ『青天を衝け』が好評のようです。

ドラマに登場する主人公の渋沢栄一さんは実は、2024年からのお札になる人です。

何をした人なのでしょうか?

この記事では、新しくお札になる渋沢栄一さんが何をした人なのか、

大河ドラマ『青天を衝け』の主人公の役柄についてご紹介したいと思います。

お札になる渋沢栄一は何した人?

2021年2月14日から放送されている大河ドラマ『青天を衝け』で主人公となる渋沢栄一さん。

渋沢栄一さんは、2024年から新札の1万円札になることが決定している人物です。

渋沢栄一出典:朝日新聞デジタル

渋沢栄一さんは「日本資本主義の父」とも呼ばれる人物ということで有名ですが、実際にどのような人物だったのでしょうか?

渋沢栄一の生い立ち

渋沢栄一7渋沢栄一(しぶさわ・えいいち)1840〜1931年

 

渋沢栄一さんは幕末・明治・大正・昭和と4つの時代を生き抜き、九十一歳になくなりました。

渋沢栄一さんは、1840年、現在の埼玉県深谷市の農家で生まれました。

家業を手伝いながら、従兄の影響で「論語」などを学びました。

そして過激な尊王攘夷派として討幕を目指したが、すんでのところで、計画を断念します。

その後、一橋家の重臣、開国派で英明な平岡円四郎に出会い、「世界を知らずに、攘夷を論じている自分」を知らされます。

そして、かつて敵視していた幕府側、のちの徳川慶喜の家臣となり、頭角を表します。

27歳の時には、15代将軍となった徳川慶喜の実弟である徳川昭武のお供として欧州へ行き、パリの万国博覧会を見学。

渋沢栄一8写真はこちらの記事よりお借りしました。https://newspicks.com/news/3951294/body/

当時、渋沢さんは「丁髷をつけ、二本差しをたばさむ武士として渡欧したが、幕府消滅を聞くと、丁髷をバッサリ落とし、シルクハットにステッキと、断髪洋服姿に変身した」そう。

すごい変わり身の速さですね!

倒幕を企てて幕臣になった時もそうですが、自分の考え意見に囚われずに新たな知見を得たときに柔軟に対応していける能力がとても優れている方なのかなと思いました。

渋沢栄一四 渋沢栄一五写真はこちらのサイトよりお借りしました。https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79738?page=3

西欧の文明に驚いた渋沢栄一さんは経済の重要性に目覚めました。

帰国後静岡で「商法会所」を設立

その功績が国に認められ大蔵省に転任

のちに日本初の近代銀行である第一国立銀行を設立しました。

渋沢栄一6出典:https://www.uwasa-suki.com/9761/

経歴を見ると、農家の生まれ→討幕企てるが断念→幕府の家臣→大蔵省官僚→銀行設立と、びっくりするような人生を送っています。

渋沢栄一さんは、銀行設立後は次々と会社を作りました。

その数なんと500社!

その企業がまた大手として名だたる会社ばかりなのです。

そして教育にも力を入れたようです。

渋沢栄一は何をした人?

では、渋沢栄一さんが何をなし遂げた人なのか、何故「日本資本主義の父」と呼ばれるのかをみていきたいと思います!

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大蔵省を辞めた後の渋沢栄一さんは、現在のみずほ銀行である第一国立銀行を設立します。

東京商法会議所、王子製紙、日本郵船、帝国ホテル、東京海上、キリンビール、札幌ビール、東京電力、東京ガス

など約500社の企業を設立したが、自身の財閥は作らなかった。

渋沢さんは自著『論語と算盤』で道徳経済合一主義を説いています。

「論語は道徳、算盤は金儲けで、対極をなす。だが両者を理解することで、本当の富が育つ。つまり富を作る人は世間から尊敬されねばならず、富の力で人を抑え込んだり、私利私欲に走ってはならぬ。富をなす根源は仁義道徳である」と主張した。

また渋沢さんは都会の発展により地方が衰微してはならず、地方こそ国富の源泉であると説いて、

日本鉄道などを起業

東北本線、日光線、筑豊本線、また北海道の鉄道を建設、私鉄事業者として全国の鉄道網の基礎を築いています。

そして、「経済活動だけでなく、社会公共事業が大切だ」と医療、教育を支援。

東京慈恵会、日本赤十字社、聖路加病院、理化学研究所等の病院の設立に関わり

一橋大学や同志社大学、二松学舎、早稲田大学、日本女子大学等の学校の設立を助けました。

そして、91歳で死去しています。

簡単にまとめると、銀行、企業、鉄道、病院、大学と日本の基礎を作った人ですね!

すごい!!

 

大河ドラマ『青天を衝け』の主人公

『青天を衝け』の主人公である渋沢栄一を演じるのは、吉沢 亮さん。

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見た目も爽やかな吉沢 亮さんが、渋沢栄一をどのように演じるのか、意気込みを語っています。

他の大河ドラマの主人公のように、散り際の潔さやはかなさといった派手な部分はありませんが、泥くさく生き抜く強さや生命力が渋沢さんの大きな魅力です。だから、そういう部分を今の人たちに見てほしいですし、それきちんと伝えられる大河になればいいな…と思っています。

引用:エンタメovo

 

2021年2月14日から放送されている『青天を衝け』で「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一をどのように演じていくのか、今後も楽しみです。

 

まとめ

2021年2月14日から放送されている大河ドラマ『青天を衝け』の主人公は渋沢栄一さん。

渋沢栄一さんは、2024年から新札の1万円札になる。

渋沢栄一さんは「日本資本主義の父」とも呼ばれる人物である。

幕末・明治・大正・昭和と4つの時代を生き抜き、九十一歳で亡くなる。

生い立ち。人生がすごい人。

農家の生まれ→討幕企てるが断念→幕府の家臣→大蔵省官僚→銀行設立→約500社の企業を設立する。

「日本資本主義の父」と呼ばれ、銀行、企業、鉄道、病院、大学と日本の基礎を作った。

そんな渋沢栄一を演じるのは、爽やかなルックスの吉沢 亮さん。

今後も大河ドラマ『青天を衝け』が楽しみです。