2021年5月12日のイタリア国際・女子シングルス2回戦で、大坂なおみ選手が、アメリカのジェシカ・ペグラ選手にストレートで敗れました。
その試合の中で、大坂なおみ選手がラケットを破壊する行為がありました。
大坂なおみ選手は過去にも試合でラケットを投げることが度々あり、ネットではその行為に対して批判の声が沢山あります。
この記事では、大坂なおみ選手がラケットを破壊した動画、過去のラケットを投げる動画をご紹介し、ラケットを投げる行為に対しての罰金について調べてみました。
目次
ラケットを投げる大坂なおみに批判殺到!【動画】
大坂なおみがラケットを破壊した動画
2021年5月12日のイタリア・ローマの女子シングルス2回戦で、世界ランキング31位の米のジェシカ・ペグラとの試合。
https://twitter.com/wQj6FmyviL0D3td/status/1392515696731385862?s=20
怒りでラケットをコートに3回たたきつけ破壊しました。
大坂なおみ選手がラケットを破壊する行為はネットでも批判されています。
https://twitter.com/jr86383391/status/1392520787630825472?s=20
大坂なおみがラケットを投げる動画【過去】
大坂なおみ選手はこれまでにもラケットを投げることが度々ありました。
では、これまでの大坂なおみ選手のラケット投げの画像や動画をご覧ください。
2019年09月29日の中国オープン女子シングルスで76位の世界ランキングのジェシカ・ペグラとの対戦では、ラケットを放り投げてボールをコートに叩きつけるシーンが。
2020年1月22日のテニス全豪オープでは世界ランキング42位の鄭賽賽(テイサイサイ)との対戦で、ラケットを投げつけたこともありました。
ラケットを投げつけ、ボールを叩きつけて、地面に落ちたラケットにキックをしたとか。
動画も発見しました。↓
#racketlivesmatter pic.twitter.com/ZNTNfffpH9
— 海乱鬼 (@nipponkairagi) September 6, 2020
こりゃ酷い
本当に下品 pic.twitter.com/uKTHeoHmZL— ぜんざい教授 (@gorouzenzai) May 13, 2021
2021年03月26日のマイアミ・オープン(米フロリダ)の2回戦で世界ランキング77位のアイラ・トムリャノビッチとの試合でも、ラケットをコートに叩きつけたようです。
大坂なおみ選手がラケットを投げるのは、思うようにプレーができなかったりして感情が昂った時に投げるのですが、
実は、ラケットを投げること自体は、プロテニスの試合では珍しいことではないのです。
ノバク・ジョコビッチ選手や錦織圭選手もラケットを破壊した経験があります。
錦織圭のラケット投げつける動画↓
https://twitter.com/WIW_on_Twi/status/1063083858793455616?s=20
錦織圭選手がラケットを破壊する動画↓(2分37秒から)
ラケットがぐにゃりと曲がってしまっていますね。
ラケット破壊行為が珍しいことではないと言っても、許されることではありません。
過去にはラケット破壊行為によって罰金が科せられた選手もいます。
大坂なおみのラケット破壊行為で罰金は?
過去に罰金を科せられた選手と金額
ラケットを破壊すると罰金が科せられることがあります。
セリーナ・ウィリアムズ選手
セリーナウィリアムズ選手は、ラケット破壊や審判への暴言で1万7千ドル(約189万円)の罰金が科せられました。
2018年9月9日テニスの全米オープンでの試合。
シングルス決勝で主審に暴言を吐くなどの行為があったセリーナ・ウィリアムズ(米国)に対し、1万7千ドル(約189万円)の罰金を科した。
引用:西日本スポーツ
内容は、
- 主審への暴言で1万ドル、
- コーチからの助言で4千ドル、
- ラケットの破壊で3千ドル
罰金は準優勝の賞金185万ドル(約2億535万円)から引かれたので、
賞金金額からすれば、微々たる金額かもしれません。
また、2009年度「全米オープン」では、
セリーナウィリアムズ選手は、「このボールをあなたの喉に押し込んでやるわ!」と線審に暴言を吐き、なんと!8万2500ドル(約868万円)の罰金が科されたこともありました。
ブノワ・ペール選手
ATP500 ワシントンD.C.1回戦で、大会で稼いだ賞金の2倍以上16,500ドルの罰金をATP(男子プロテニス協会)から科されました。
ブノア・ペール選手は、癇癪を起こして、何度もラケットを打ちつけたり投げたりし、最後にはボールを返そうともせず観客のブーイングを浴びました。
罰金が科せられないように工夫する!?
ラケット破壊が、罰金が科せられる行為であることは選手もわかっています。
選手によっては、警告をとられないよう折れないように、たたき方や投げる角度を考えながらラケットを投げる人もいるようです。笑
選手によっては、ひびが入ったかなと気づいているのに、1回使ってから交換する人もいます。すぐに交換すると、ラケットを折ったとして警告を取られる可能性が高いので、壊れていないように装うのですね。
引用:スポーツナビ
大坂なおみのラケット破壊行為は罰金なし
大阪なおみ選手のラケット破壊行為は、今のところ、罰金が科せられることはないようです。
しかし、セリーナウィリアムズ選手やブノア・ペール選手のように、ラケット破壊だけでなく審判への暴言やプレーに影響を及ぼすような行為があれば、罰金を科せられる可能性は高くなります。
大坂なおみ選手は、これまでにも度々ラケットを投げる行為をしているので、今後感情を爆発させてラケット破壊行為がエスカレートしないことを願います。
YONEXの受け止め方
今回の大坂なおみ選手のラケット破壊行為について、ラケットを大坂選手に提供するYONEXは、
弊社のラケットは、自社工場で1本1本作り上げているものです。ですので、今回のような行為は決して望みません。大坂選手は世界ですでに活躍しているアスリートでありますので、影響力があります。ジュニア世代やキッズたちが今回のような行為を真似することを危惧しております。
とありました。
ですが、大坂選手に対する支援は変わらないようで、引き続き用具の提供はするとしています。
しかし、今後同じようなことがあれば、注意をする可能性があるようです。
これから更に、大坂なおみ選手のプレーについて注目が集まるので、気持ちのコントロールをしっかりしてほしいですね。

まとめ
2021年5月12日のイタリア国際・女子シングルス2回戦で、大坂なおみ選手が、ラケットを破壊する行為がありました。
大坂なおみ選手はこれまでにも度々、ラケットを投げる行為をしていました。
今回の大坂なおみ選手のラケット破壊行為に罰金は科せられていないが、過去には罰金が科せられた選手もいました。
ラケット破壊行為がエスカレートすれば、大坂なおみ選手にも罰金が科せられる可能性はあります。
大坂なおみ選手を支援しているYONEXは、ラケット破壊行為が今後もあれば注意をする可能性があるとしています。
大坂なおみ選手の今後の試合に注目です。

